メディアコース

ライティング・編集・取材・ウェブ専攻

情報誌やSNSといった、さまざまなメディアを題材に
本人の「伝える力」を磨くコースです。
雑誌の企画立案、取材、レイアウト、
原稿執筆を通じて編集者としての
基本的なスキルを学び、
SNSの効果的な活用方法や
「バズる」ための表現などに取り組みます。
演習では編集者として、実際に発行されている
情報誌のページを担当することもあります。
スケジュール調整や印刷チェックなども
自分で進めるので、実際の仕事と同じ流れを体験できます。

編集者、校正者、DTPオペレーターなど多彩な
ジャンルの業界で活躍

現代は「活字離れの時代」とも呼ばれることがありますが、メールやWebサイトのようなメディアも活字によって成り立っています。本や新聞をはじめ、デジタル分野でも情報発信ができるように幅広いスキルを学ぶことで、編集者や記者だけではなく、カメラマン、デザイナー、校正者、DTPオペレーターなど多彩なジャンルの業界で活躍できます。

こんなキミに学んでほしい

卒業後めざせる職種

情報誌編集者、校正者、ウェブデザイナー、ライター、スナップカメラマン、スタジオカメラマン、アシスタントカメラマン、DTPオペレーター、DTPインストラクター、イベントプランナー、ディレクターなど

カリキュラム

1年次の学び

DTPソフトの使い方を修得し
本作りを体験

出版関係の知識を学びながら、パソコンで印刷物のデータを作る「DTP(デスクトップパブリッシング)」用のソフトの使い方を修得。その後、自分で企画した本の執筆、編集、レイアウトを通じて本作りのプロセスを体験します。

2年次の学び

取材や原稿執筆を学び
即戦力に成長

大阪芸短の学生という視点を生かして、学生フリーペーパー「TanTan」の制作発行を手掛けます。キャンパス紹介、学祭レポート、教授インタビューなど毎日取材の連続です。初対面の人への取材、文字を書く難しさをリアルに体験しながら学び、活字メディアの即戦力へ成長することをめざします。

イチオシの授業

出版基礎制作演習

物事を「取材」「企画・編集」「レイアウト」の一連のプロセスを学ぶ

書籍、雑誌、新聞、チラシやカタログ、ウェブなど、活字メディアの世界は広く深いです。作品を仕上げることによって、ポスターやチラシ、パンフレットを作成できる基礎が身につきます。

この授業のココが好き!

チラシやパンフレットなどをオフィスソフトではなくAdobe IllustratorやInDesign、Photoshopを使って授業を受けられて実践的なスキルが身に付きます!

Illustratorを使用して「ふるさと新聞」の作成中

取材から編集まで行って作った「ふるさと新聞」

グループワークの様子

出版制作演習 II

フリーペーパー(雑誌)の制作を通じ、企画、取材、編集からレイアウトまでのノウハウを実践的に学ぶ

企画を実際に立てるところから始まり、アポ取り、取材、原稿執筆、ロゴ制作、さらにIllustratorやInDesignなどのDTPソフトを用いてのレイアウトを行い、実際に外部の読者にも読んでもらう「ホンモノ」の雑誌をつくります。

この授業のココが好き!

実際に一般の方に配られるフリーペーパーを作るので緊張感がありますが、チームメンバーと協力しあって作成するのは楽しいです。

企画について意見を出し合います

インタビューも学生自身で行います

先生からアドバイスをもらって雑誌を仕上げる様子

ゼミ

活字媒体を企画・立案のプロセスを通じ、
出版システムの理解を深める

「紙」「ウェブ」それぞれの卒業制作と有機的に連動し、活字メディアについての理解を深める授業です。

この授業のココが好き!

本や雑誌などの出版と新聞、またWebの出版システムを立案し、グループ発表によってより考えを共有し、理解を深められる授業です。

取材の様子

1つのテーマについて考えてきたことを発表

企画・立案の内容について相談

エンターテイメントと情報社会

講義ごとに資料の配布、視聴を行い、企画の実作や演習とからめて企画力を養い、よりエンターテイメント業界の流れを学ぶ

エンターテイメント業界(映画、放送、音楽、文学)で今何が起こっているのかを、編集者&プロデューサーの視点から、ディスカッションを交えたワークショップスタイルで学びます。

この授業のココが好き!

校外授業として、プロの仕事現場の見学や現役で活躍している方への取材などを行っているので、実践的に学べます。

Pick UP! 教員

メディアコース ライティング・編集・取材・ウェブ専攻

松尾 理也 教授

さまざまな学びの中で、
自分の可能性を探して

社会が大きな変化を迎える中、メディア業界や芸術分野にしても、先の読めない時代になっています。そんな時代では「自分の進路」といっても、まだはっきりと決まっていないかもしれません。大阪芸短は入学後にさまざまな授業を受けてから進むコースを選べます。柔軟に学べる環境で、自分の可能性を探してみてください。

実績
  • ルート66をゆく

  • 大阪時事新報の研究

石原 卓 特任教授

アイデアの引き出しを増やし
今しかできない挑戦を

実例を題材にしたリアリティある授業が特徴で、企画立案、コピーライティング、レイアウトデザインなど、メディア制作の基礎知識が身につけられます。編集者、俳優、監督、脚本家などをめざす仲間が身近にいて、協力すれば劇団の立ち上げや短編映画制作もできてしまう芸大という環境は大きな魅力の1つです。ぜひ挑戦を楽しんでください。

実績
  • エンターテイメント情報紙「M E G」
    映画から音楽、古典芸能までを網羅したエンタメ特化型情報紙

  • 「ことりっぷマガジン」(昭文社)
    女性に向けた全国各地の旅情報を季刊で提案

学生作品

  • 天王寺動物園公式広報紙together

  • 学生たちが作った『TanTan』ウェブサイト

  • 学生たちが作った『TanTan』

1時限目 メディアと著作権 舞台芸術概論
2時限目 文章表現Ⅰ 英語Ⅰ‐1 ドラマ評論 色彩学
3時限目 放送概論 茶道Ⅰ シナリオ研究Ⅱ コンピュータ
デザイン
表現研究 メディア芸術総論
4時限目 広告基礎制作
演習
マーケティング 話し方演習
5時限目 声優学概論 話し方演習