2026-03-20-Fri

「ビルボードライブ大阪」でパワー全開!熱気あふれるステージに大喝采

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2026年3月15日、メディア・芸術学科ポピュラー音楽コース14回目の卒業コンサートが開催されました。
会場は大阪梅田の「ビルボードライブ大阪」、国内外のトップアーティストが多数来演する大阪随一のライブハウスです。そんな超一流ライブハウスでのステージは、学生たちにとって人生で最高に胸躍る幸せな体験です。2年間で学んだ演奏や歌のすべてを思いきりぶつけた、パワフルでエモーショナルなコンサートでした。
観客を感動の渦に巻き込んだ卒業公演の様子をお伝えします。

2年間仲間と学んだ音楽スキルをすべて注ぎ込む卒業公演

ポピュラー音楽コースの魅力は何よりも現役のプロとして活躍する先生方に、マンツーマンに近い形で指導を受けられること。入学当初は楽器に触れたことのないビギナーであっても、3ヶ月後にはバンドの一員となり、イベントなどにも出演します。そんなステージ経験を重ねることで総合的に上達し、難易度の高い技術にもチャレンジできるスキルを身につけていくのです。
卒業公演はまさにその2年間の集大成。先生方の熱心な指導のもと、この日のために学生たちは精魂を傾けて練習に励んできました。休憩時間や放課後もバンドメンバーとのセッションに当て、観客へのステージマナーやトークにも懸命に取り組んできました。
コンサート当日は朝から会場に入り、全員で楽器セッティングの後、入念なリハーサル。先生方が見守る中、プロの音響照明スタッフとの細かい調整を行いました。 すべての準備を尽くして迎える本番、15時半に開場すると観客が次々と席につき、瞬く間にフロアはいっぱいになりました。

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情熱をこめた一曲一曲がかけがえのない思い出に

オープニングは時代を超えて愛されるTHE YELLOW MONKEYの名曲「JAM」。力強く歌い上げ、ラストは哀愁漂うブルースハープの演奏、大きな拍手でコンサートの幕が開きました。この曲を選んだのはヴォーカルとギターを担当した敬島平和さん。「人生で残るべきものが何なのかを教えてくれた曲。この曲は誰かが歌い継いでいかなければならない」そんな思いを込めて選んだそうです。

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ステージのムードを盛り上げ、学生たちの緊張感をやわらげたのが進行役を務める北井志穂さんと岡田優さん。
曲が始まる前には、2人が各学生からのメッセージを紹介しました。その曲に対する思い、音楽に打ち込んだ2年間のエピソード、家族や仲間への感謝の言葉……聞いているだけで一人ひとりの楽しさや苦しさ、喜び、悩みなどさまざまな感情が伝わってきます。観客の方々もその一言一言に耳を傾けて、客席はあたたかな雰囲気に包まれました。

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自身のオリジナル曲を披露したのはシンガーソングライター志望の伊藤鈴菜さん。キーボードを弾き語り、切ない感情を歌詞に込めて語りかけるように歌う姿が観客を魅了しました。楽曲を完成させるまでには様々な迷いや試行錯誤があったとのことでしたが、とても繊細な世界を心を込めて歌い上げていきました。

続いて3組のバンドが登場し、J-Popのヒットナンバーを演奏。互いにアイコンタクトを取り、息の合った演奏を見せるメンバーの姿に、2年にわたる学生生活の中で培われたつながりの深さが感じられました。さらにトランペットやパーカッションが編成されたバンドもあり、さまざまな楽器による重奏的な音が楽曲に厚みを与えていました。ギター、ベース、キーボード、ドラムの中から何種類でも好きなだけ、その上管楽器までを学べるのも当コースの大きな特色です。堂々とした演奏に、ポピュラー音楽コースの学びの質の高さが伺えました。

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そしてステージ衣装に工夫を凝らしたバンドも現れました。「個性」がテーマの楽曲を演奏したバンドは、それぞれ子供の頃になりたかった職業に扮装して登場。宇宙飛行士、ケーキ屋さん、お医者さん、海賊、フランス人形、野球選手、ロックスター、女優……まさに個性が花開くファンタスティックなステージ。ユニークなコスチュームは各自で考え、メインヴォーカルのドレスはなんと自分で縫い上げたもの!卒業コンサートに対するこだわりと熱量の高さに驚かされました。

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第2部のスタートを飾ったのは、VOCALOIDで制作したオリジナルソングの動画発表2作です。1作目はアニメーションとともに学生自身もギターを抱えて登場し、VOCALOIDと生ヴォーカルによるデュエットで観客を楽しませました。そして2作目はメイクやスイーツなど女の子が好きなカワイイを散りばめたポップな楽曲を披露。2人とも楽曲制作は初めてとのことでしたが、果敢に挑戦してハイレベルな作品に仕上がっていました。この2人は、大阪芸術大学のポピュラー音楽コースに編入学し、ミュージッククリエイター専攻という領域でさらに音楽の学びを深めていくとのことです。

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後半も人気ミュージシャンの曲をカバーしたナンバーが続き、会場はヒートアップ!バラード調の曲はしっとりと感情豊かに、ポップな曲はリズミカルに楽しく、時におおらかに時に繊細に、ソロパートの演奏も一つ一つていねいで、聴き応えがありました。
コーラスやヴォーカルの圧倒的な歌声、ノリのよい観客の手拍子、すべてが一体になってライブはクライマックスへ。進行役の「お前たち、サイコーだぜ!」の掛け声に、会場中で大きな「イエーィ‼︎」の歓声が上がりました。

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学生が作詞作曲したオリジナルソングで「ありがとう」を伝える

フィナーレの1曲は北井志穂さんが作詞、敬島平和さんが作曲を手がけた「Thanksgiving-A Glorious Moment-」を全員で熱唱。ゴスペルソングからインスパイアされてポップにアレンジした楽曲で、詞は「感謝」をテーマに綴っています。 14期の学年代表を務める敬島さんの挨拶で「先生方が親身に向き合ってくれたことで、私たちは人間的に大きく成長できました。先生方の優しくも厳しい言葉は愛に溢れていました」と涙で言葉に詰まった時、会場から「がんばれ!」の声が飛んで大きな拍手が。続いて家族への感謝や仲間との絆が語られ、「幸せな2年間をありがとう!」と締めくくりました。
バッキング演奏を担当したのはポピュラー音楽コースの一年生たち。先輩の新しい旅立ちを心のこもった演奏で祝福し、次年度の豊かな歩みを確信させてくれました。

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この2年間で仲間や先生と出会い、音楽を学ぶことで自信を培い、自分らしく表現する喜びを知った14期の卒業生たち。「楽しかった!」「みんな大好きだよ!」「もっと一緒に音楽がしたい!」と心から言えるすばらしい関係を築き上げてきました。
しっかりと力をつけて、夢に向かって羽ばたいていく学生たちの、さらなる成長とこれからの活躍に期待しています。

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学生インタビュー

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  • ポピュラー音楽コース2年
    敬島平和さん

    自分が歌った「JAM」はとても難易度が高く、途中で挫折しそうになったこともありました。前日まではうまく歌えるか不安でいっぱいだったのですが、本番ではすごく気持ちよく歌えてやり切った感がありました。カバー曲ではありましたが自分らしさも出したいという思いがあり、そこがうまくいって満足しています。ビルボードライブ大阪は音の響き方や広がり方、演奏や歌がダイレクトに客席に届く感じがすばらしく、聴く人にも楽しんでもらえたのではないかなと思います。
    一流のライブハウスのステージに立てるという高揚感の一方で、「最後の日が来てしまった」という寂しさや悲しみもありました。今は「全員が元気で揃って出演できてよかった!」そんな気持ちでいっぱいです。

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  • ポピュラー音楽コース2年
    竹田 和世さん

    私はアイドルのようなかわいい世界観が好きなのですが、それを電子音とアニメーションで表現したくて卒業公演では楽曲制作に初挑戦しました。これまで気になるフレーズをボイスレコーダーでメモしていて、いつかオリジナルソングを制作してみたいと思っていたので、卒業公演を機に渡辺邦孝先生のご指導を受け、技術的なアドバイスもたくさん戴きました。常に私のイメージを大切に、肯定的な評価で支えて下さるのがとてもうれしかったです。
    卒業後は大阪芸術大学の演奏学科ポピュラー音楽コースに編入学します。大学では作曲のスキルを高めて一曲を完成させる力をつけたいと思っており、今から新たな学生生活が楽しみです。音楽のつくり手として成長していきたいですね。