2019-02-28-Thu

ポピュラーダンスコース 卒業公演2019

 
  • メディア・芸術学科
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2年間の学びの成果を発揮し、仲間と踊る最後の舞台

繊細な感情をダンスで表現する全力の1時間

2019年3月に卒業を迎える2回生8人が、学生生活の集大成となる卒業公演を行いました。会場となったのは、尼崎市のあましんアルカイックホール・オクト。舞台に備えられたランウェイやスクリーンを活かした演出が、パフォーマンスを彩ります。

第一部は、ストーリー仕立てのダンスが展開されます。今年の卒業公演のタイトルは「MIRROR」。いつもと同じようにダンスを楽しむ主人公ですが、鏡に映った自分が次第に自分ではなくなっていきます。周囲の様子も変わり、仲間との関係がうまくいかなくなる中、日常を取り戻すために主人公は踊ります。そんな悲しみや怒り、喜びといった感情をさまざまなジャンルのダンスで表現していきます。

  • 主人公が仲間とダンスを楽しむシーンからスタート。6人の1回生も含め、14人の息の合ったダンスで華やかに物語が幕を開けます。
  • 鏡に見立てた枠を挟んで2人が向かい合い、見事にシンクロしたダンスを披露しました。
  • 主人公に冷たくあたる仲間たち。いつもと違う周囲の様子に主人公は戸惑います。
鏡の向こうには、仲間と一緒に過ごしてきた日常の風景が。ダンスを通じて築き上げてきた絆を再確認し、主人公は再び踊り出します。
仲間の輪に加わることができ、物語はハッピーエンドを迎えました。最後は2回生8人がともに踊る喜びをダンスで表現。

多彩なジャンルのダンスで学びの成果を発表

本編終了後の第二部はショータイム。学生たちが自ら振り付けを行ったダンスを披露しました。さまざまなジャンルのダンスがノンストップで繰り広げられます。
  • ランウェイを使った演出やそれぞれのナンバーに合わせた衣装、次々と転換していくパフォーマンスに一瞬も目が離せません。
1回生も多彩なジャンルのダンスを披露。全力のパフォーマンスで先輩たちの卒業公演を盛り上げます。
ラストを締めくくるのは、2回生全員のソロダンス。桜の花びらを模した紙吹雪が舞う中、感謝の思いを込めたダンスで感動のフィナーレを迎えました。

学生インタビュー

2年間で育んできた8人の絆
仲間への感謝の気持ちでいっぱいです!

芸短で過ごした2年間は技術だけではなく、ダンスをするうえで大切な気持ちを学ぶことができた貴重な時間になりました。どれだけ技術を磨いても、気持ちが込もっていないと観る人には伝わりません。卒業公演でも、ストーリーや主人公の感情が伝わるように、気持ちを込めて踊りました。 私たちの学年はそれぞれの個性が強く、入学当初はよくぶつかりあっていました。喧嘩をしたことも何度もあります。その度に話し合って、今ではお互いの良い面も悪い面も認め合える仲になりました。本番を終えた今、観にきてくださった方々と仲間たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。

メディア・芸術学科
ポピュラーダンスコース 佐々木瀬奈さん
三田西陵高等学校/兵庫県