2019-02-23-Sat

舞台芸術コース卒業公演2019

 
  • メディア・芸術学科
  • 芸術イベント

豪華絢爛な舞台の上に一気に花開く2年間の学びと稽古の成果

舞台芸術コースが総力を上げて披露する大舞台

舞台や映像で “演じる”表現力を磨く身体表現、そして舞台を“縁の下の力持ち”として支える舞台制作の全学生の2年間の集大成となるステージが卒業公演。2019年は『サムライ三銃士』が、川西市みつなかホールで上演されました。『サムライ三銃士』はアレクサンドル・デュマ作『三銃士』をモチーフに日本の時代劇にアレンジした、豪華絢爛な作品です。これまでの授業や稽古で培った学びの成果を披露し、大勢の観客を魅了しました。

国を護ってきた3人の剣士と彼らに憧れて遠方からやってきた一人の若武者。謎の旅回り一座の登場で動き出す、権力をめぐる攻防……。時にシリアス、時にコミカルに展開されるストーリーに、歌やダンス、殺陣を中心としたアクション満載の作品。凝った衣装やメイク、大道具・小道具も見どころです。

  • 殺陣シーンも見どころ。授業でも取り組んできた殺陣の技術と知識を披露する見せ場です。
  • ダンスシーンも多彩。呼吸の合ったしなやかな舞いに思わず見とれてしまいます。
  • 演者のピンマイクを担当する音響チーム。舞台そでの見えないところで舞台を支えます。
  • 舞台展開の動きを確認する美術チーム。本番は暗い中で行動するので、安全に動くために入念にチェックします。
  • 照明チームは担当ごとに劇場内各所に配置。観客席後部からは大型のスポットライトで舞台を華やかに照らします。
  • 場当たり(本番と同じ状況で行う稽古)の合間に、動きやセリフ回しについて細かくアドバイスする加納竜先生。
出演者全員が舞台上に集まってフィナーレを迎えました。全員での歌に大きな拍手と歓声が送られました。

学生インタビュー

すばらしい機会に
みんなの思いを一つに

舞台芸術コースにはよりよい演劇作品やステージをつくりたいと思う仲間が集まっています。卒業後はそれぞれの道へ進んでいきますが、その全員が最後に思いを一つにしてつくり上げる舞台です。このようなすばらしい劇場と衣装を用意していただき、一丸となって取り組める機会をいただいたことに感謝します。

メディア・芸術学科 舞台芸術コース[身体表現]
糸永 真衣香さん
関西文化芸術学院/奈良県

学生インタビュー

演技未経験からのトライ
貴重な体験は一生の宝物

演技未経験で入学してがんばってきました。演劇を観るのは大好きで、昔から宝塚のファンだったので、今回かっこいい男役に挑戦できて本当に幸せです。今後、お芝居を続けていくうえで、この貴重な体験は私の宝物になります。

メディア・芸術学科 舞台芸術コース[身体表現]
入柿 明日香さん
京都府立莵道高等学校/京都府

学生インタビュー

演者と連携しながら
裏方の重要な役目を果たす

舞台制作の美術チームのリーダー的役割を果たしました。舞台を彩る小道具・大道具の制作はもちろん、公演中の舞台展開では演者が動きやすいようにみんなが連携して行動します。サポートしてくれる1年生をまとめる役目は責任重大でしたが、安全第一で取り組み無事に終えることができました。成功はみんなのおかげ!

メディア・芸術学科 舞台芸術コース[舞台制作]
星野 紘希さん
京都府立東宇治高等学校/京都府