2021-01-18-Mon

第9回ポピュラー音楽コース卒業コンサート2021

 
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ステージに立ち、フィナーレを盛り上げる学生たち

「2年間の思いを、今あなたに伝えたい。」を コンセプトにした2021年のポピュラー音楽コースの卒業コンサートは、 プロのアーティストも憧れる「ビルボードライブ大阪」で開催されました。 プロでもなかなか立つことができないビルボードライブ大阪のステージは、 ハイレベルな音響や照明設備が導入されており、 最高のパフォーマンスを発揮できる環境が整っています。 夢の舞台に立った学生たちは、2年間の全てを込めて演奏と歌声を響かせました。

この記事では、そんなコンサートの様子や、ひたむきに練習を重ねてきた学生たちの姿などをお伝えします。

大阪芸短だからこそのハイレベルな練習と熱意のある指導

  • コンサート本番前には、学内でリハーサルが実施されました。 真剣な表情でアドバイスを聞き、練習を繰り返す学生からは 「来場者に最高のステージを」という強い思いを感じました。

大阪芸短では、今もさまざま音楽シーンの最前線で活躍する プロたちが学生を直接指導しています。 音楽の現場を知る一流アーティストのチェックは、 プロだからこそ妥協しない厳しさも感じます。ですが、 その厳しさと同時に学生一人ひとりに合わせた的確な指導からは 「みんなの理想の演奏や歌声を実現させてあげたい」という熱意が伝わってきます。

その後も緊張感のある練習が続きますが、休憩に入ると全体が和やかな ムードに。少人数制のポピュラー音楽コースは、教員と学生のコミュニケーションが しっかり取れるので、話していても年齢の壁などを感じていない様子が 印象的です。学生たちは 積極的に意見交換して「もっと上手に演奏したい」と意気込んでいました。

リハーサルが終わると、コンサートの最後に上映するフィナーレの撮影へ移ります。

卒業コンサートで使用するビルボードライブ大阪は、 感染症対策のためステージに立てる人数が制限されています。 そのため全員で合唱するフィナーレは事前撮影し、会場で上映することになりました。

今回のフィナーレは映像という形になりましたが、 学生たちは笑顔で参加し、撮影を盛り上げていました。

大阪芸短での2年間はあっという間で、とても楽しかったです。 フレンドリーな先生が多く、学生を名前で呼んでくれますし、 学生も先生をあだ名で呼んだりしていました。自分は初心者の 状態からドラムをはじめましたが、叩けるようになったのは、 親身になって指導してくれた先生たちのおかげです。

長通慶次郎さん(代表)

磨き上げた演奏と歌声が会場を包む

ステージでは熱い思いが込められた歌が披露された

ついに卒業コンサート当日。2021年のコンサートでは、 自分が専攻している楽器以外にも、未経験の楽器や歌に 挑戦した学生が多く参加していました。中には自分が作詞・作曲をした オリジナル楽曲を披露する学生もいて、個性を感じるステージになりました。

中島みゆきの「糸」でピアノを担当した学生は 「以前はギターを演奏していて、ピアノは大阪芸短へ 進学してから練習した」と話していました。それでも 2年間で磨き上げたピアノのクオリティは高く 「母が好きな曲なので、母への思いを込めた」と、 家族への思いが伝わる音色には、大きな拍手が送られていました。

そして、そんな学生たちの中でも、石川さゆりの 「天城越え」を披露した学生は、高い歌唱力で注目を集めました。 大阪芸短で磨かれた技術を生かし、難易度の高い演歌を歌い上げる姿や、 若々しくドラムやエレキギターを使用した 演奏もインパクトがあり、会場は大きく盛り上がりました。

全員の「思い」から生まれた曲を合唱来場者の心に響く最高のフィナーレに

フィナーレでは合唱の動画を上映

学生たちの全力のパフォーマンスに引き込まれた卒業コンサートも、 いよいよフィナーレです。

フィナーレの楽曲「スタートライン」は、ポピュラー音楽コースの 学生たちが作詞・作曲した、まさに「大阪芸短での集大成」といえる作品です。

歌詞には、2年間の思い出、卒業を前にした心境、 これからの未来への期待などが込められ「歌うことの楽しさ」や 「夢を持って未来へ進む」という学生たちの思いがストレートに表現されていました。

そうした、さまざまな思いが込められた歌声が会場に響くと、 涙を見せる来場者の姿もありました。

入学当初は、学生それぞれの技術や歌唱力もバラバラでしたが、 お互いに切磋琢磨して練習を重ねてきました。入学当時を振り返った学生は 「短大という進学しやすい選択肢のおかげで、 実力に関係なく自分の好きな道に進むことができた。 最初は上手に演奏できないことも多かったが、 寄り添ってくれる方々の支えもあって、卒業コンサートでは最高の舞台に立てた」 と、大阪芸短での充実した時間を語ってくれました。

そうした努力や、周囲のサポートがあったからこそ、 心を揺さぶる演奏や歌声が生まれたのだと思います。 今回の卒業コンサートも、学生たちの率直な気持ちが 伝わるステージになっていました。