芸短でめざそう!あこがれのシゴト!
いろんな職場で夢をカタチにした先輩たち
case
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[アニメーション製作会社]
株式会社プロダクション・アイジー
デザイン美術学科
キャラクター造形コース
(現 キャラクター・マンガ・フィギュアコース) 卒業
アニメーター
会社のエントランスを入ると、プロダクション・アイジーが
手がけた作品のグッズがずらり。
『攻殻機動隊』シリーズなど人気作が数多い。
▲ 伊東さんも原画マンとして参加した『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』。
ⒸADK EM/劇場版BEM製作委員会
▲ 原画を描く伊東さん。デジタルよりも鉛筆で描いた線の方が味があって好きだと話す。
学生時代の想い出
高校から短大時代までの、落書きや課題で描いた絵を保存してあるファイルの一部。「友人からもらった絵を挟んであったりもして、今でも時々開いては懐かしいなと思いを馳せることがあります。楽しい思い出がたくさん詰まった大事な宝物です」
OTHER CASES
「ひたすら絵を描いていた芸短時代
今も描き続けて、毎日が勉強です。」
アニメーターの仕事は大きく原画と動画の仕事にわけられます。原画マンは、絵コンテや設定資料をもとに、キャラクターの配置や動き方などを決定する原画を描きます。動画マンは、その「原画」をもとになめらかな動きになるように間の絵を描いていきます。
私は動画マンを3年務め、その後、原画マンとなって5年になります。シーンの雰囲気や与える印象は原画の描き方によって大きく変わるので責任重大。自分の提案を監督に認めてもらえたときはうれしくなります。常に新しい表現を模索できる、奥の深い仕事だと思います。
アニメを専攻した芸短時代はひたすら絵を描いていました。就活は、とにかく枚数を描けることをアピールしたのがよかったのだと思います。実践のなかでたくさん描き続けていると、少しずつ画力は上がっていきます。今も毎日が勉強のつもりです。