学生の頃から趣味で漫画を描いていて、Webデザイナーの仕事に就いてからも、カエルDX名義で作品を発表し続けました。漫画が副業としてだんだん忙しくなり、描く時間が足りなくなったために、漫画家一本でやっていくことに決めました。出版社に持ち込みをして、読み切りを掲載してもらうことができ、その作品が評価されたことで連載を獲得。今は締め切りに追われる毎日です。
芸短は、美術系のなかでは学費が安く、奨学金が充実していることで選びました。入学後にいろんなコースを試せるので、絵画やグラフィックデザイン、フィギュアなどを経験した後で、3Dを専攻しました。卒業制作も自由度が高く、先生は個々の希望を尊重してサポートしてくれます。僕は3Dの技術を使って絵本を制作。作品を地道につくり上げる姿勢は、このときに学んだような気がします。