舞台芸術コース

身体表現専攻/舞台制作専攻

舞台の上に立ち演じるためのノウハウを身につける
「身体表現」と、音響、照明、美術などで
裏側から支える「舞台制作」。
希望に応じた専攻で舞台のいろはを学びます。

入学後 選べる2つの専攻

  • 身体表現専攻

    舞台公演を目標に据え、稽古を通して「演じる」ことの基礎と理論を学習。殺陣やダンス、ヴォーカルレッスンなどの基礎を学び、セリフに合わせて体を動かしながら観客に伝える技術を修得します。

  • 舞台制作専攻

    1年時には音響・照明・舞台美術それぞれの専門的な基礎技術を全て修得。他コースの公演を手伝いながら広い視野で舞台制作に携われる知識と技術を磨き、2年次には興味のある知識を深めていきます。

イチオシの授業

舞台実習

演者として説得力のある表現が出来るための基本と必須条件を学ぶ

実践で役立つ知識、演技力が身につけられるように、多くの作品を演じながら学びます。

プロに教えてもらうので、実践的な技術や演技指導を受けられます!

表情練習

女性・男性の歩き方の違いを理解

大人数が舞台にあがり盛り上がるシーンのリハーサル

演劇上演実習Ⅱ

チームワークを通して、演劇上演に必要な空間把握をすると同時に責任感を養う

作品選びから演劇に必要なスタッフワーク、上演まで学びます。活力に満ちた積極的な役者をめざし、実践で役立つ知識や心得、演技力を身につけます。

作品の完成に向けて、それぞれ担当した専攻を体験し、お互いの立場を理解し協力しあえるところが実践的です!

教員と演技の確認

表現力を養います

セリフと身振りの練習

舞台制作基礎演習

基礎的な劇場技術の修得を通して演劇制作の実際を学ぶ

劇場を利用するために必要な舞台用語の理解から始め、音響、照明、舞台美術の初歩的な技術とその活用を学ぶ。特に、安全管理を含めた機器の取扱と設営技法について学びます。

舞台制作の全体的な基礎技術を学びつつ、その技術の活用まで学べます。

板の両端に定規をあてて正確な数字を計測

学内公演の舞台を組み立て

安全に配慮しながらの作業

舞台美術

劇的空間と美術家が作り出す実像を具現化するための基礎知識、表現力を養う

舞台美術は演劇上演のための1つの世界です。場面や空間を作り出す劇場機能と運用、そこに関わる役割、作品を具現化していくための技術と活用についてテーマ別に最終完成をめざした講義と演習により基本理解を深める授業です。

舞台の場面や空間を作り出すための技術と活用方法を学べます!

舞台の組み立ての様子

大画面モニターで先生から説明を受けます

教員の見本を見て勉強

Pick UP! 教員

舞台芸術コース 身体表現専攻

加納 竜 教授

演じることは伝えること
演技を通じて人間力を磨く

身体表現は、演技を通じて伝える力を磨き人間として成長できるコースです。演じることは日常生活のあらゆる場面で活用できます。仕事やプライベートなどで、自在にスイッチを切り替えることで人間関係も円滑になるでしょう。演じることが好きな方はもちろん、そうでない方も新しい自分の可能性を一緒に切り開きましょう。

実績
  • 西部警察 ©石原プロモーション

  • 西部警察 ©石原プロモーション

舞台芸術コース 舞台制作専攻

竹内 一秀 客員教授

実践を通して
みんなで作り上げる喜びを知る

舞台制作では、美術・照明・音響と舞台制作の裏側を学びます。学校内で舞台のイベントがあれば参加し、実践を積みながら学べます。舞台は演者、裏方含め全員で作り上げていくもの。2年間の学びを通して、さまざまな人の立場に立って考える多角的な視野が身に付くでしょう。

実績
  • 滋賀県びわ湖ホール計画

  • 滋賀県びわ湖ホール計画(客席から舞台)

学生作品

  • 身体表現専攻

    2022年 卒業公演

  • 舞台制作専攻

    2021年度 卒業公演 美術と照明