高校時代に熱中したのは、YouTubeでボーカロイド曲のカバー動画を公開すること。その後、イラストメイキング動画を公開したところ、次第に名前と絵柄を知っていただけるようになり、本格的にイラストに取り組んでみたいと考えるようになりました。
芸短を選んだのは、尊敬するイラストレーター・望月けいさんの出身校でもあり、アートやデザインに関連する授業が多彩に用意されていたから。入学後、さまざまなコースの授業を体験的に受けるなかで、イラストについてはそれまで通り独学を続け、学校では今後の創作活動に役立ちそうな他分野の知識を深めるためにグラフィックデザインを専攻することに決めました。芸短の2年間でのいちばんの収穫は、アートとデザインは異なるということを実践のなかで理解できたこと。アートは自分の作品を届ける自己表現。デザインはクライアントの要望に応える課題解決の行為です。現在もこの考え方を大切にしながら、アートとデザインの両方に取り組んでいます。