第6回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
第6回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
まずは、「書評・映画レビュー大賞」にご応募くださいました学生のみなさんへ、心よりお礼申し上げます。
厳正な審査の結果、次の学生さん達が受賞されましたので、お知らせいたします。

 

◆図書の部

大賞

「何を考え、何を手に入れるのか」

 中山 祐輔(メディア・芸術学科)

 取り上げた図書『狼と香辛料』支倉凍砂 / 著


優秀賞

「不思議な郵便局で」

 横田 梓(メディア・芸術学科)

 取り上げた図書『幻想郵便局』堀川アサコ / 著


「貴婦人と一角獣」

 石塚 秀典(デザイン美術学科・通信教育部)

 取り上げた図書『貴婦人と一角獣』トレイシー・シュヴァリエ / 著


映画の部

大賞

「夢の風」

 津波 百合菜(デザイン美術学科)

 取り上げた映画『風立ちぬ』宮崎駿 / 監督


優秀賞

メディアのあり方を考える」

 中島 聡子(メディア・芸術学科)

 取り上げた映画『図書館戦争』佐藤信介 /監督


「スウィングガールズ」

 小寺 七実(メディア・芸術学科)

 取り上げた映画『スウィングガールズ』矢口史靖 /監督


受賞式
 

全体講評

教養課程主任教授 図書館長 福井康雄

 第6 回『書評・映画レビュー大賞』が決まりました。教養課程と図書館が中心になって、皆さんに本や映画にもっと親しんでもらおうと行っている企画ですが、今年も多数の応募がありました。2年続けて応募してくれている学生さんもいて、とてもうれしく思っています。皆さんどうもありがとうございました。
 今年度の書評大賞は、支倉凍砂著『狼と香辛料』についてレビューした中山祐輔さんの『何を考え、何を手に入れるのか』に決まりました。この本は、第12 回電撃小説大賞銀賞を受賞し、「このライトノベルがすごい!2007」で第1位を獲得したとともに、その後漫画、テレビアニメ、ゲーム、ラジオドラマなどメディアミックス化が行われた人気の作品です。この小説の魅力を知るにはレビューを読んでもらうのが一番ですが、当時大学生だった著者が中世ヨーロッパの資料に基づいて作り上げたファンタジーということで、ライトノベルには珍しい独特な世界が、しっかりとした設定のもとで描かれています。
 映画レビュー大賞は、宮崎駿監督『風立ちぬ』についてレビューした津波百合菜さんの『夢の風』になりました。この映画は、第37 回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞をはじめ数々の賞を受賞している名作ですが、2013 年に公開されて大ヒットしたので、実際に観た人も多いことでしょう。公式サイトの中で宮崎監督自身が言っているように、「自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたい」、「リアルに、幻想的に 時にマンガに 全体には美しい映画をつくろう」という思いで生まれた作品です。評者が言うように「寡黙で力強くそして爽やかな映画」を楽しんで下さい。
 本学の図書館には、専門分野の学習のためばかりでなく、一般教養を身につけるのに役立つ図書やDVD なども多数所蔵しています。これからも図書館をもっと利用して、豊かな学生生活を送ってほしいと思います。