第5回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
第5回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
まずは、「書評・映画レビュー大賞」にご応募下さいました皆さん、心よりお礼申しあげます。
厳正な審査の結果、以下の人たちが受賞されましたので、お知らせいたします。

 

◆ 図書の部

大賞

「辞書で引く言葉」
  田窪 彩乃(メディア・芸術学科)
   取り上げた図書:『舟を編む』三浦しをん / 著


優秀賞

「きっかけ」
  峯川 栞(メディア・芸術学科)
   取り上げた図書:『ブロードアレイ・ミュージアム』小路幸也 / 著

「人と上手に暮らすには」
  石塚 秀典(デザイン美術学科・通信教育部)
   取り上げた図書:『猫語の教科書』ポール・ギャリコ / 著 ・ 灰島かり/ 訳

 


◆ 映画の部

大賞

「レ・ミゼラブル」
  東山 承未(メディア・芸術学科)
   取り上げた映画:『レ・ミゼラブル』トム・フーパー / 監督


優秀賞

「本当の悪とは」
  石川 翔太(メディア・芸術学科)
   取り上げた映画:『悪人』李相日 / 監督

「とかくに人の世は」
  服部 裕実(メディア・芸術学科)
   取り上げた映画:『包帯クラブ』堤幸彦 / 監督



受賞式
 

全体講評

教養課程主任教授 図書館長 福井康雄

 本学の『書評・レビュー大賞』は、今年度で5回目を迎えました。今年も、いろいろな作品についてのレビューが集まりました。応募して下さった皆さん、ありがとうございました。私自身も皆さんの書評を読んで、面白そうなので読んでみた本がいくつかあります。皆さんもこの企画を活用して、もっと本や映画に親しんでほしいと思います。賞の審査は例年どおり教育課程の専任教員と図書館職員が行い、図書の部と映画の部のそれぞれに対して大賞1名と優秀賞2名を選びました。
 今年度の書評大賞は、田窪彩乃さんの『辞書で引く言葉』でした。2012年に本屋大賞を受賞した三浦しをん著『舟を編む』の書評です。「辞書作りの面白い世界だけでなく、人と言葉の繋がりも教えてくれる」味わい深い作品です。本屋大賞を受賞した作品は本当に面白いものが多いですが、映画化されている作品も多く、この『舟を編む』も映画化されています。こうした原作と映画化やドラマ化されたものとは、人によってどちらかが好きとかあるかもしれませんが、両方を比べてみるのも、また楽しいかもしれません。
 映画レビュー大賞は、東山承未さんの映画『レ・ミゼラブル』のレビューでした。この映画の原作は有名なヴィクトル・ユーゴーの小説ですが、かなりの長編なので、翻訳された文学作品を読んでいる人は少ないかもしれません。しかし子ども向けの作品などで、ストーリーは多くの人が知っているでしょう。この映画は、ミュージカルになった作品を映画化したもので、音楽や歌の表現力を存分に活かした名作です。「真実の愛とは何かということを考えさせてくれる」お薦めの作品です。
 『書評・映画レビュー大賞』でこれまで大賞に取り上げられた本や映画は、図書館にそろえてあります。皆さんもぜひ自分自身で読んだり観たりして、友人と批評し合ってみてください。そして、これからも図書館をもっと利用して、豊かな学生生活を送ってほしいと思います。