第4回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
第4回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
まずは、「書評・映画レビュー大賞」にご応募下さいました皆さん、心よりお礼申しあげます。
厳正な審査の結果、以下の人たちが受賞されましたので、お知らせいたします。
◆ 図書の部

大賞

 「静かに燃える『青い炎』」
  濵田 佳澄(メディア・芸術学科1年)
   取り上げた図書:『青の炎』 貴志 祐介/著


優秀賞

「芋たこなんきん」
  西田 紋菜 ((メディア・芸術学科1年)
   取り上げた図書:『芋たこなんきん』 田辺 聖子/
            原案 長川 千佳子/脚本

 「知」
  田窪 彩乃((メディア・芸術学科1年)
   取り上げた図書:『ソクラテスの弁明』 プラトン/著


◆ 映画の部

大賞

 「三丁目に学ぶ」
  原田 沙也加(メディア・芸術学科1年)
   取り上げた映画:『ALWAYS 三丁目の夕日』 山崎 貴/監督


優秀賞

 「死と闘って127時間」
  黄 静秋(英米文化学科2年)
   取り上げた映画:『127時間』 ダニー・ボイル/監督

「戦場のメリークリスマス」
  池田 貴幸(メディア・芸術学科1年)
   取り上げた映画:『戦場のメリークリスマス』 大島 渚/監督

受賞式(大阪学舎)
 

受賞式(伊丹学舎)

全体講評

教養課程主任教授 図書館長 福井康雄

 今年度の『書評・映画レビュー大賞』が決まりました。学生時代にもっと本や映画に親しんでほしい、と考えて始めたこの企画ですが、今回もバラエティ豊かな作品が集まりました。応募して下さった皆さん、ありがとうございました。
 審査は、教養課程の専任教員と図書館職員が行い、図書の部と映画の部のそれぞれに対して大賞1名と優秀賞2名を選びました。応募作品は力作ぞろいでしたが、ややレビューらしくない作品も少し見られました。レビューは、本や映画の感想文とは少し違います。内容を簡単に紹介するとともに、自分が感じたことや考えたことを通して、その作品の魅力を他の人に伝えるものであってほしいです。今後さらに面白いレビューが出てくることを期待しています。
 今年度の書評大賞は、濵田佳澄さんの『静かに強く燃える「青の炎」』でした。貴志祐介著のミステリー『青の炎』についての書評です。この小説は映画化されているので、映画を観たという人もいるかもしれません。「「殺人」という重いテーマを扱っているにも拘らず、物語には終止「愛」が感じられる」と評者は述べていますが、時にはこうした本を読んで、愛や人の生き方について考えるのも、読書の楽しみの一つと言えるでしょう。
 映画レビュー大賞は、原田沙也加さんの『三丁目に学ぶ』でした。山崎貴監督の『ALWAYS三丁目の夕日』についてのレビューです。昭和30年代の生活が描かれていて、私にとっては懐かしいですが、学生さんの世代にとっても魅力的な時代に感じられるのが面白いです。「世の中が便利になって得たもの、失ったもの、そして変わらず、人の心にあり続けるものを感じることが出来る」作品だから、誰もが心惹かれるのかもしれません。
 今回取り上げられた作品は、図書館にそろえてあります。皆さんもぜひ自分自身で読んだり観たりして、その内容について友人と批評し合ってみてください。そして、これからも図書館をもっと利用して、豊かな学生生活を送ってほしいと思います。


この後、受賞作品を集めたリーフレット『短評』を1月に発行する予定です。
どの作品も力作ですので、皆さん、楽しみにしていて下さい!