第3回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
第3回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
 まずは、「書評・映画レビュー大賞」にご応募下さいました皆さん、心よりお礼申しあげます。
厳正な審査の結果、以下の人たちが受賞されましたので、お知らせいたします。

◆ 図書の部

大賞

 「『あなたはだれ?』 から始まる物語」
 田中 涼子(デザイン美術学科2年)
 取り上げた図書:
   『ソフィーの世界』ヨースタイン・ゴルデル/著


優秀賞

 「八日目の先を生きるということ」
 石橋 昭子(デザイン美術学科2年)
 取り上げた図書:『八日目の蝉』角田 光代/著

 「桃太郎の鬼退治」
 山本 里奈(デザイン美術学科1年)
 取り上げた図書:『桃太郎』芥川龍之介/著


◆ 映画の部

大賞

 「未来を生きるために」
 伊東 ありさ(デザイン美術学科2年)
 取り上げた映画:『時をかける少女』細田 守/監督


優秀賞

 「心に響くサイレント」
 黄 静秋(英米文化学科1年生)
 取り上げた映画:
   『モダン・タイムス』チャールズ・チャップリン/監督

受賞式(大阪学舎)
 

受賞式(大阪学舎)
 
「あなたにとって一番大切なものは何ですか?」
 豊田 ひろ子(保育学科第2部3年)
 取り上げた映画:『I am Sam』ジェシー・ネルソン/監督
 
   
     受賞式(伊丹学舎)

全体講評

教養課程主任教授   図書館長 福井 康雄

 第3回『書評・映画レビュー大賞』が決まりました。応募して下さった皆さん、ありがとうございました。また、今回は教職員の方にも、授業の中で協力していただいたり、ポスターや広報活動にさらに力を入れていただき、おかげでこれまで以上の応募がありました。協力して下さった皆さん方にも感謝したいと思います。
  審査は、教養課程の専任教員全員と図書館次長が投票して行いました。応募数が多くなったので票はやや分散しましたが、図書の部と映画の部のそれぞれについて、得票数に基づいて大賞1名と優秀賞2名を選びました。
  今年の書評大賞は、田中涼子さんの『「あなたはだれ?」から始まる物語』でした。これは、ヨースタイン・ゴルデル著『ソフィーの世界』についての書評です。評者も書いているように、この本は「世界で一番やさしい哲学の本」として世界中で読まれています。哲学の本というと難しそうですが、この書評を読むと、誰もが読みたくなるのではないでしょうか。自分の生き方について考え直すきっかけを与えてくれる本になるかもしれません。
  映画レビュー大賞は、伊東ありささんの『未来を生きるために』でした。こちらは、細田守監督のアニメーション映画『時をかける少女』についてのレビューです。この映画は、第30回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞をはじめ、数々の映画賞を受賞している名作です。「確かな未来を生きるために、常に道を選んでゆきたい」と評者が最後に述べているように、この作品もまた生きることについて考えさせてくれる映画です。
  今回取り上げられた作品は、図書館にそろえてあります。皆さんもぜひ自分自身で読んだり観たりして、その内容について友人と批評し合ってみてください。そして、これからも図書館をもっと利用して、豊かな学生生活を送ってほしいと思います。


この後、受賞作品を集めたリーフレット『短評』を1月に発行する予定です。どの作品も力作ですので、皆さん、楽しみにしていて下さい!