第9回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
第9回「書評・映画レビュー大賞」受賞結果の報告
まずは、「書評・映画レビュー大賞」にご応募くださいました学生のみなさんへ、心よりお礼申し上げます。 今回の大賞には110名の応募者がありました。その応募者の中から、厳正な審査の結果、次の学生さん達が受賞されましたので、お知らせいたします。

 

◆図書の部

大賞
「自由とチョコレート」
下市 満寿美(メディア・芸術学科)
取り上げた図書『チョコレート・アンダーグラウンド』
アレックス・シアラー/ 著

優秀賞
「大人にこそ読んでもらいたい」
青木 萌(メディア・芸術学科)
取り上げた図書『くまのこうちょうせんせい』
こんのひとみ/著

優秀賞
「ルキウゲ・ルキウゲ・・・」
塩谷 文那(デザイン美術学科)
取り上げた図書『黒魔女さんが通る!!』
石崎洋司/著


◆映画の部

大賞

「正義という名の救いを求めて」
濱口 紗和(メディア・芸術学科)
取り上げた映画『戦場のメリークリスマス』
大島 渚/監督

優秀賞
「その時代を生きていた青春たち」
金 志柔(メディア・芸術学科)
取り上げた映画『朴 烈(パクリョル)』
Lee Joon IK/監督

優秀賞
「ゲームがもたらす夢」
土井 飛雄馬(メディア・芸術学科)
取り上げた映画『ピクセル』
クリス・コロンバス/ 監督


伊丹学舎図書館での受賞式 12月8日(金)



受賞者 左から塩谷文那さん、下市満寿美さん、
福井館長、土井飛雄馬さん、濱口紗和さん、
青木萌さん
 

伊丹学舎図書館での受賞式 12月8日(金)



受賞者 左から下市満寿美さん、
福井館長

全体講評

教養課程主任教授 図書館長 福井康雄

 今年度の第9回『書評・映画レビュー大賞』の受賞者が決まりました。学生時代にもっと本や映画に親しんでほしい、と考えて始めた企画ですが、今回も図書の部、映画の部を合わせると100編を越えるレビューが集まりました。応募して下さった皆さん、どうもありがとうございました。
 最近は、授業の中で図書や映画のレビューを書くことを課題にして、この企画に参加して下さっている先生方もおられます。とても嬉しいのですが、このレビュー大賞には字数に制限がありますので、応募された作品の中に残念ながら字数が合わずに審査対象から除外されたものがありました。来年度以降は、応募する際に、少し注意していただければと思います。
 今年度、図書の部で大賞をとったのは、下市満寿美さんの『自由とチョコレート』でした。アレックス・シアラー著『チョコレート・アンダーグラウンド』のレビューです。「チョコレート禁止法」を発令した国家に対して、子どもたちが反撃するというファンタジー小説ですが、評者が指摘しているように、「自由が奪われること」の問題を考えさせてくれる作品になっています。
 また、映画の部で大賞をとったのは、濱口紗和さんの『正義という名の救いを求めて』でした。こちらは、大島渚監督『戦場のメリークリスマス』のレビューです。この映画は1983年公開なので、今から30年以上前の作品ですが、坂本龍一の音楽が有名ですし、ビートたけしやデヴィッド・ボウイも出演していて、一度は観ておきたい名作にあげられるでしょう。評者が書いているように、観終わったあとに爽快感のある映画ではないですが、いろいろなことを深く考えるきっかけになる映画かもしれません。
 本学の図書館には、映画化された原作の本や話題になった映画など、新しい作品から昔の作品まで、さまざまな図書やDVDが所蔵されています。これからも図書館をもっと利用して、豊かな学生生活を送ってほしいと思います。