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デザイン美術学科  ビジュアルデザインコース 澁谷 克彦 客員教授

美しさの明日を世界にナビゲートする資生堂の美の世界を代表するクリエイター

1957年東京生まれ。1981年東京藝術大学デザイン科卒業、同年資生堂宣伝部入社。「PERKY JEAN」「男のギア」「RECIENTE」「エリクシール」「PN」「ZEN」など化粧品広告をはじめ、「AYURA」「ISSEY MIYAKE」「TSUMORI CHISATO」「旧軽井沢写真美術館」などのアートディレクション&CIデザインを手がける。2002年より「INOUI ID」「クレ・ド・ポー ボーテ」2007年より「SHISEIDO」とグローバル展開するブランドのパッケージ+スペース+グラフィックのデザインをトータルにディレクションするクリエイティブディレクターとして現在に至る。2012年より「花椿」誌のアートディレクター。主な受賞に、1990年JAGDA新人賞、1992年東京TDC一般金賞、2001、2002年NY ADC特別賞、2003、2005年東京ADC賞、2012東京ADC会員賞、2012年亀倉雄策賞など。

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より面白く、より美しく、聡明に
デザインは世界を変える可能性を持つ

もともと世の中に「デザイン」というものが存在しているのではなくて、それはつまり造形によるコミュニケーションの方法だと思います。だから、自分がやりたいことを世の中に出す方法を、一所懸命考える。どうしたら、ちゃんと人に伝わっていくのか?どうしたら、世の中にすんなりと気持ちよく受け入れられるのだろうか?そういうことを、何度も試行錯誤しながらモノ作りをしていく中で、少しずつ自分のデザインが作られていくだろうし、それがきっとあなただけのオリジナリティになっていくはず。誰もやっていない、今の世の中に足りないものを、過去の偉大な蓄積の中から見つけ出し、自分が継承し、進化させていく。そのことで世の中は面白くなるし、みんなに役立つものを提供できるはずだと思います。

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1937年創刊の資生堂の企業文化誌「花椿」。2012年からアートディレクションを担当。化粧のみならず、アート、ファッション、食など、カルチャー全般を通して、美を世界に発信していく資生堂のシンボル的な雑誌。

さまざまな経験から自分の進む道を
切り開いてほしい

だから、大切なことは「デザインを学ぶな」ということ。すなわち、デザインするためのメカニック、小手先のテクニックだけを勉強するなということです。一つの絵をアーティスティックにしたいとき、いろいろなツールや技術を駆使して、たとえばリキテンシュタイン風にとか、マチス風にとか、ピカソ風にとか、いくらでもアレンジすることはできる。でも、そうやって手を動かせるのは単なるメカニックでしかない。それよりも大切なことは、なぜそこにそれが必要なのか?どういう風にして、それはコミュニケーションされるのか?その方法を考えていくこと。そういうことを、常にモチベーションとして持っていれば、時代の旬を感じさせる新しいデザインを作れると思うし、その行為こそが、実はデザインそのもの。僕の講義で、詳しく具体的に解説します。

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上:資生堂、企業ポスター1創業時からのデザイン、唐草文様の現代的解釈。
中左:資生堂、口紅のポスター。
中右:東京宝塚劇場、緞帳。歌劇団の5組を、タイポグラフィーで構成。
下:AYURA、シンボルマーク。

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