デザイン美術学科  教員PICK UP

デザイン美術学科  グラフィックデザイン・イラストコース 左合 ひとみ 客員教授

プロダクトから空間まで、人の生活全般に関わるコミュニケーションのすべてをデザインする。

東京藝術大学美術学部卒業後、パルコ広告制作局などを経て1988年左合ひとみデザイン室設立。グラフィックデザインをベースに空間からプロダクトまで幅広い領域で活動。新潟県燕市の洋食器ブランド「enn」、広島県宮島のもみじまんじゅうの「藤い屋」ほか、地域産業活性化のプロジェクトも多い。主な受賞は、ニューヨークADC銀賞、JAGDA新人賞、日本パッケージデザイン大賞特別賞、全国カレンダー展通産大臣賞など。

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物事を深く掘り下げ
心を動かす表現を

デザインとは、見たり手に取ったりした人の気持ちが少し明るくなるとか、何か問題が解決するとか、「人が幸せになるお手伝い」だと考えています。軸になるのは“伝える” こと。そして大切なのは“心を動かす”ことです。そのためには、しっかりしたコンセプトと共に、そのコンセプトを形にする表現力が不可欠です。コンセプトがいくら正しくても、表現が心を動かすものになっていなければ伝わらないからです。授業では、技術を磨いていくだけではなく、ものごとを深く掘り下げて考えることに、一緒に取り組んでいきたいと思います。

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「enn」:新潟県燕市の洋食器ブランドを世界に発信するプロジェクト。古今東西の融合を目ざし、プロダクトからコミュニケーションデザイン全般まで担当。

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「from kitchen」:グループ展出品作品で食のためのギフトボックス。裏面に刷った色を反射させて現実にはない色を表現。

表現に満足することなく
変わっていくことの大切さ

私は90年代から「可変性」を大きなテーマの一つにしています。作品が光と影によって見え方が変わるとか、立体の表面にはない色が反射によって浮かび上がるなど、見る人や角度によって多彩に変わる表現を追究してきました。同じような表現に満足することなく新たな表現にチャレンジしていく。流れる水のように自分自身も変わり続けていけるように努力することが大切だと思います。そのようなデザイナーとしての心構えなどについても、私自身の経験をもとに伝えていければと考えています。

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左:「ORGANISM」:個展用に制作したカレンダー。立体的に文字を起こすデザインで、光と影のうつろいを表現。
右:「藤い屋 花虎白パッケージ」:お菓子の形状と色に合わせた菱形のデザインで、店頭で六角形や花型に組み合わせて展示ができる。

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「transparent forms」:竹尾ペーパーショウ出品作のグリーティングカード。開くと箱が起き上がってくるデザイン。箱の中にはメッセージカードが入れられる。

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「藤い屋 もみじまんじゅうパッケージ」:包装紙や個包装を伝統色でグラフィカルにデザインし、従来のデザインから刷新。

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