工芸・立体デザインコース

工芸・立体デザインコースでは、陶土、ガラス、木を
はじめとした、さまざまな素材に触れ、
造形表現の可能性を学んでいきます。
人々の心や暮らしを豊かにする立体作品に
ついて考え、創造する力が養える環境です。
本格的な道具や設備が充実している
大阪芸短の環境を生かして、
興味の幅を広げられます。

人々の暮らしや心を豊かにする
クリエイターをめざそう

ガラス工房や陶芸教室で講師として働きながら創作活動に励み作家をめざしたり、
アクセサリー作家として世に自分の作品を発表したりと、歩む道は人それぞれです。
大阪芸短で身につけられる専門的な造形技術や使い手に寄り添う気持ちは、
一般企業へ就職したとしても大いに役立てられます。

こんなキミに学んでほしい

卒業後めざせる職種

アーティスト、デザイナー、作家(陶芸家・ガラス工芸・金属工芸・木工・彫刻・パッチワーク)など

学びの内容

1年次の学び

素材の種類や特徴を学び
イメージを膨らませよう

まずは、土、ガラス、木といった素材に触れることからスタート。陶芸、ガラス工芸、木彫の基礎を学んでいきます。実際に手で触れて、感じ、それぞれが持つ特性やその違いを知ることで、素材に対する気持ちを育み、自身が表現する上で楽しめる素材を見つけます。

2年次の学び

お気に入りの素材を使って
卒業制作にチャレンジ

自分が突き詰めたい素材を自由に選択して、自身の作品づくりに挑戦します。使用することを前提とした工芸作品としての表現、観賞を目的としたアート作品としての表現を学びながら、2年間の集大成となる卒業制作に取り組みます。

イチオシの授業

工芸Ⅱ(ガラス)

ガラスのさまざまな制作技法を学び、
素材感を理解する

吹きガラス、バーナーワーク、フュージング、スランピング、パート・ド・ヴェール等、ガラス工芸の基礎技術を体験します。これだけ多くの技術に携わることができるのは大阪芸短ならでは。

熱を持ったガラス特有の柔らかさや硬化スピードに慣れるまでは難しいけど、その分夢中になれます。

芸短の工房で集中作業

ガラスが熱いうちに形成します

先生が見てくれるので安心

専攻実習Ⅱ(陶芸ろくろ)

現場レベルの制作を通して、
造形の可能性について考える

ひもつくり・板つくり・ろくろ成形等基礎的な成形技法、絵付や化粧等装飾技法を学び器やオブジェをつくります。土もみの作業から経験するため、着実に工程を学ぶことができます。

自分の手で生み出している感覚が一番ある授業だと思います。作った作品は持ち帰り大切に使います!

模様を丁寧に下書きします

土の空気を抜くために捏ねる作業

職人の技を学びます

専攻実習Ⅳ(木・金属・石材)

立体造形の技法と表現を学び、
素材との関わり方を知る

鉄の溶接や溶断などの実習を通して、金属素材に対する表現の幅を広げます。ブロンズ鋳造作品や原型も作りますが、危険な作業は必ず先生がフォローするので安心して作業ができます。

普段できないような経験が先生のフォロー付きで安心してできるのが嬉しいです。

危険な作業は先生がサポート

金属をカットすることもできます

外の作業スペースでは大きな木を扱うことも

パッチワーク

さまざまな種類の布を組み合わせ、
無限の表現を導き出す

アメリカンパッチワークは無限の可能性を秘めています。絵の具の代わりにさまざまな種類の布を組み合わせてポーチやバッグを作り、独創性を磨きましょう。

シンプルな柄や賑やかでカラフルな柄の布でどんな作品をつくろうか考えるだけでもワクワクする授業です。

世界で活躍する先生がフォロー

布を裁断する前に型紙を作ります

アイロンでしっかり整えます

Pick UP! 教員

工芸・立体デザインコース

堀野 利久 教授

素材を知り、作品で遊び
自分の可能性を広げてみよう

土、ガラス、木、金属、石といったさまざまな素材に触れ、造形表現の可能性を学んでいきます。創作に励む仲間の姿や作品は刺激になりますし、幅広いアートやデザインに触れられる環境は、芸大ならではの大きな魅力です。この環境を生かして存分に視野を広げ、本当にやりたいことや進みたい道を見つけてください。

実績
  • 合 W-Ⅲ

佐藤 圭太 客員教授

身の回りにあふれる
「モノ」の素材を分析してみよう

例えば、窓は初めから窓の形をしているわけではありません。その主原料は珪砂という砂で、地球上どこにでも存在するものです。なぜその素材なのか、どうしてこの形なのか……学びを突き詰めていくと、自分にしかできないオリジナルな表現にたどりつけるはず。設備の整った芸短で、アナログな手仕事の醍醐味を味わってみませんか。

実績
  • reflection vace

  • relation

柴田 明美 教授

自分の感性を作品に
自由な発想を楽しんでほしい

色・柄がさまざまな布を組み合わせて表現するアメリカンパッチワークでは、絵の具とは違った表現ができて面白いです。授業では「のびのび、自由に」を合言葉に、個性を生かしたものづくりが楽しめるようサポートします。パッチワークを本格的に学べる学校は珍しく、あまり類がありません。ぜひ大阪芸短で挑戦してみてください。

実績
  • かわいいハウス

  • 小鳥と小さなポーチ

学生作品

  • 琳Ⅰ・琳Ⅱ

  • Lost in Revere

  • 命脈

  • 夢幻泡影

  • Round and round

  • ごはんたべよ

1時限目 メディアと著作権 舞台芸術概論
2時限目 文章表現Ⅰ 英語Ⅰ‐1 ドラマ評論 色彩学
3時限目 放送概論 茶道Ⅰ シナリオ研究Ⅱ コンピュータ
デザイン
表現研究 メディア芸術総論
4時限目 広告基礎制作
演習
マーケティング 話し方演習
5時限目 声優学概論 話し方演習